海がめの生態記録: 2009年4月アーカイブ

moharu1.jpgとても小さなメスらしき(あきらかにわかるものもあれば、わからないものもあるのです)モハルちゃんは、僕のカメ芝居の主人公の名前。
それだけに、とても行方が気になるところ。
地図からは21日に放流し29日に鹿児島県の大隅半島に上陸しているかのような表示になっていますが、 この時期、まだ産卵には早すぎるので、多分岸ぎりぎりのところにいるのでしょう。
それにしても、もう4月の22日なので、別の場所に移動しているはず。
でも、これまでのところどれも北に向かっている傾向にある。
水温も暖かくなって、北に北に向かっているのでしょうか。
そういえば、今僕の相棒が、名古屋から太平洋をヨットで南下している真っ最中。
きっとどこかですれ違っているのだろうな。
ヨットって夢がある。
いつかウミガメと同じ太平洋をヨットで渡ること、これが最近の僕の夢です。はい。

             カメライダー
  fumio1.jpg色黒で体の最も大きかったフミオ。今まで名前を付けてきたあいうえお順をやぶり、カメドコ大作戦に影ながら協力してくれた僕の定置網の親方から名前を頂戴した。その親方は、色黒で体が大きいのである。
 さて、甲羅が大きいということは、生きている年数が長いのだろうか?甲羅の大きさから年齢がわかればいいのだけれど、そう簡単にはいかないようです。最近では、鎖骨の断面にある年輪のようなものから、年齢を調べるという研究がされているようです。
 さて、フミオがどこに行っているのかというと、船で沖から放流した中の一頭で、ゆっくりと宮崎の方へ北上したあと、受信が途絶えているようです。
 日本の南方で生まれ、太平洋で暮らしていたアカウミガメのオスは、交尾のために日本の南方に帰ってきます。その後どこに行くのでしょう?というのがカメドコ大作戦。
 僕はウミガメの寿命は、大体人間と同じくらい、という感覚でいます。さて老後は、どこか素敵な竜宮城へ招待されているのだろうか?
                         カメライダー
nenji1.jpg大型のオス、ネンジくんは、種子島の西海岸から屋久島あたりをウロウロしている様子。
5月から8月が産卵時期なので、今は交尾のシーズン。
産卵のためにやってくるメスを待っているのだろうか?
そういえば、捕獲した時、ネンジくんは大興奮していたのを思い出した。
素敵な相手とは巡り会えたのだろうか?
この後はどこに行くだろう?
にんたろうくんのように、黒潮に乗って北上するのか、そのまま種子屋久近海に居続けるのか、楽しみです。
numa1.jpgエントリーナンバー2のぬまちゃんは、なんと行方不明です。
甲羅の傷に接着剤でふたをして、その横に発信機を付け、みんなと砂浜から見送ったぬまちゃん。
彼女は捕獲した時から、甲羅が割れていました。
船のスクリューに当たったような割れ方でした。
それは、甲羅の割れた隙間から中を覗くと、心臓の動きからかピクピクと内臓が脈打つのが見えるほどの傷。
「このままだと、衰弱していただろうから彼女は捕まってラッキーだ」とハワイからの研究者ジョージさんは言っていました。
そのジョージさんから、ぬまの電波は微量ながら発信されているけれど弱い、との連絡がありました。
それがどういう意味なのか、今ぬまはどんな様子なのかは、わかりません。
とにかく無事に元気でいてくれることを望み、強い電波が送られてくるのを待ちたいと思います。

nintaro1.jpg

 やりました。カメドコ大作戦の第一報です。にんたろうは熊野海水浴場でみなさんと見送った中にいました。あの中で一番小さかったにんたろうは、3月21日に出発して4月2日まで宮崎沖でウロウロし、そこから一気に黒潮に乗って一週間で浜松の南沖まで来ています。ハワイの研究者が18.5度より冷たい水域には行かないという調査結果を発表していました。春の訪れとともに、暖流の黒潮に乗って北上したのでしょうか。

 僕は3月28日に大阪まで飛行機に乗り、4月3日に島に帰ってきました。飛行機で上空から2度すれ違っていることになります。やったあ、と思う反面、わかっていれば楽しかったのにと思う。こんなに世の中発達していてもリアルタイムでわかる発信機はないのかな、と思った。

 さて、今頃どこにいるのでしょう?伊豆七島あたりで休憩でしょうか?

                                                  カメライダー

412.jpg4/12 アカウミガメオス 定置網漁にて

取付タグNO.57189

甲羅サイズ87×65

090406_064620.jpg4/6 アカウミガメ メス 定置網漁にて

取付タグNO.57197

甲羅サイズ71×58

右前の手半分切断

甲羅首近く割れ

首に傷あり

 

chiyo 049.jpg3/31 アカウミガメ オス 定置網漁にて

取付タグNO.57193

甲羅サイズ71×91

発信器取り付けの為鋼管へ

 

4/3 アオウミガメ 性別不明 定置網漁にて

取付タグ40×40

甲羅サイズ40×40

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