朝起きて、小便をしようとしても、持つところがない。
マストとセイルがないのである。
これはヨット?
現実?
せつない朝でした。
けれどもめげません。
エンジン整備に精を出し、エンジンブルブル絶好調になりました。
これで種子島まで帰れそうな気がしてきました。
一段落したところで、小中学校へ探索。
本当にトカラの小中学校は昔ながらの可愛い作りをしています。
教頭先生しかおらず、あまりウミガメ情報は得られなかったけれど、古い航空写真をゲット。
1964年。
僕が産まれるより前で、46年前です。
やはり、今より砂浜が広かったことがうかがえます。
歩いていると、トカラハブ発見。
沖縄のハブより毒は少ないというけれど、ハブはハブ。
気持ちはいいものではありません。
砂浜を探しに、今日は東側を歩いてみました。
途中、トカゲやヤモリを研究しているという京大院生に出会ったり、楽しく歩きました。
たどりついた海水浴場というのは、傾斜護岸で覆われ、決して自然のものではなく、残念。
けれども、ウミガメの産卵らしき跡をみつけました。
ちょっと時間が経ち過ぎていて、定かではありませんが。
帰りしな、おばあちゃんと立ち話をしました。
ウミガメのこと聞くと、
「昔〇〇さんが、浜でウミガメ見つけて、ひっくり返して島の人皆で食べた覚えがある、おいしかったー。私はその時お腹に子供がいて、あまり食べるな言われたけど」
と話してくれました。
ヨットに帰ると、日よけの白シートが余計悲しさを誘います。
けれども、ある部品とセイルで、明日は自家製セイルを作ってみようと思う。
隣のヨットのおじさまたちが、とってもいろいろ教えてくれて、とても助かっています。
お昼もご馳走になったりして。
僕たちは、何が何でも、調査全てこなして、帰ろう。
そう誓って、岐路につきたいと思います。
ドンブラコッコ、ドンブラコと。


