22日目 宝島へ

| | トラックバック(0)

ドンブラコッコ、ドンブラコ。

 

今回の最終目的地に向かっていたのですが、

えー、何と言ったらいいのか、

 

宝島まであと3マイル、となった時、

突然、目の前からセイル(帆)が消えました。

マストが倒れたのです。

2010-07-280015-2.jpg

信じられない、出来ごとに、唖然としました。

まず、予備のエンジンをかけよう。

僕はエンジンをかけたのですが、ペラにロープやワイヤーが絡まったら航行不能になります。

ギヤをいれるのはやめよう。

そして、ともかく余計なロープを切り、船の上に二人でなんとか引っ張り上げました。

出てきた、小宝島の手前にセイルのないムンボツーの悲しい姿をカシャリ。

 

2010-07-280014-2.jpgそして、なんとか、エンジンで最終ゴール宝島へ向かったのでした。

 

とても、不幸な出来事ながら、怪我や落水がなかったこと、航行不能にならなかったことに感謝したいと思います。

港に着くと、悪石島で一緒だったヨットの方が手伝ってくれ、解体作業。

みなさん、ヨットのベテランで30年以上の経験者。

こんなの良くあるよー、と慰めてくれますが、ちょっと心は落ちています。

原因の箇所も教えてもらい、金属疲労でした。

チェックしづらいマストの上部だったのです。

でも、この事件も昼間航行中で、島まで3マイルという近距離、大時化でない海、

すべて、条件が良かったので、幸運と考えるようにします。

同じ金属疲労で倒れるなら、もっと、ひどい状況だったら、どうなっていたかわかりませんから。

「メンテナンスを怠ることは、自殺行為である」

この言葉を、相棒と常に言い合いながら作業していただけに、残念だし、まだまだ甘い、ヨットの世界は深い、と教えられました。

 

まだ、どうぢたらいいのかまとまりませんが、エンジンでなんとか種子島まで帰ろうと、エンジンメンテナンスにかかっています。

しばらく、天気が悪いので、宝島に停泊予定。

 

ちなみに、産卵する浜があるという情報もあるし、誰かが人を集めて、ウミガメの産卵を見る会みたいなのもやっている様子。

沖からも、砂浜が見えました。

ウミガメ調査には、やりがいのある島です。

 

ふー。

ドンブラコ。

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 22日目 宝島へ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.kumemitsuharu.com/mt/mt-tb.cgi/322