黒島でエンジンオイル変えたり、セイルの補修をしたり、メンテナンスをして、潮の速いと言われるトカラへ向かった。
出航は夕方5時。
ドンブラコッコ、ドンブラコ。
雨雲がいくつも大粒の雨とともに通り過ぎていく。

海へ伸びている縦の線は、雨です。
さて、暗くなってからは、断続的に雨が降り続き、僕と相棒は1時間ごとにあ"ワッチ"という、見張りと操船をやるひとと、休む人にわかれるのだけれど、風の状態が変わったり、なかなか船内でゆっくり片方が休むわけにいかず、甲板で雨に塗られながら仮眠をとるという、ちょっと過酷な状況でした。
でも、その分朝のトカラ列島の美しさに、やられました。
ゆっくりと夜が明けていき、島々が浮かびあがってくるのです。
屋久島と口の永良部島。
(トカラはこれより南の島々なのだけれど、全部が見渡せる素敵な朝でした。)
目指している口の島。雲が彩る。
さて、黒潮の速い流れに負けないように(負けると口の島に行けずに種子島沖に流されてしまう)西寄りに進路をとっていたのだけれど、流れに乗って奇麗に口の島に向かっている。
相棒と練りに練った作戦が、見事に成功している。
やがて、ホロ引きの仕掛けにシイラがかかった。
島でその飛行機、という部分を持たせてくれた方、屋久島でこの仕掛けを作ってくれた友達、やりました。
さっそく刺身で食す。うまい。小さいシイラだけど二人には十分。
食べきれない部分は妻が持たせてくれた食べるラー油をひき、インスタント味噌汁の味噌をかけて炒めたら、これもうまい。
最後に、その黒潮の流れに乗って、今回の最大スピード、8ノットオーバー。
この勢いで、口の島に向かいます。
黒島をでて24時間でゴール。
口の島入港です。
入港後すぐに冷たい飲み物探しに行くも、商店はなし。
そのうち気分が悪くなってダウン。
翌日の朝まで、シイラがあたったのか、熱中症なのか、それはもう苦しい思いしました。
でも、トカラ1島目到着です。
これからが、楽しみ楽しみ。
ドンブラコ。


