3日目の朝。大雨、雷が鳴り響いているので、写真の整理をしようと思う。
とはいえ、ウミガメに出会えていないので、ウミガメの写真がないのが残念なところ。
でも、まずは海の自然の中に飛び込み、心と体を慣らしている感じ。
気の抜けない時間が多く、神経が張り詰めているけれど、その分、ほっとした時の安堵感とか、
奇麗な景色が、普段以上に感じられる。
出航は、相棒と自分の家族、漁師の親方に見送られの、大雨の中。
このもやいをほどいて種子島さようなら。

みんなにも声をかけず、出発したのも、まだ、何もしていないのに、見送られても。という気持ちから。
ともかく成果上げてきたら、写真沢山見てください。
で、行ってきまーす。となったのですが、灯台を回ったところで、排気の黒煙がひどく、スピードも上がらない。風で基本走るので、大ごとではないけれど、港に入るときは必需品。時化に追われて逃げる時、暗くなる前に港に逃げ込む時など、大切といえば大切。
ここは、恥も忍んで港に帰る勇気をだし、Uターン。
家族はもうすでにいないが、親方はまだ港にいて、僕らにエンジンの症状を聞いて、明快な答えをくれた。
やがて、1時間後に再出航。
「そのまま行っちゃえ」という気分がほとんどだったけれど、帰る勇気を学んだなと思った。
港を出ると、赤潮?というのか、色のついた潮目を発見。
カシャリと記録を残し、沖へ。
雨の中、Patagoniaから協力を受けた
レインウエアーが水をはじいてくれる。
夏でもヨットの上は雨にぬれると寒い。
降る前に着る、が鉄則と学んだ。
やがて、ロケット基地を回って、屋久島へ。
本当は馬毛島を目指していたが、エンジンがまた少し調子悪いのと、時間的なことも考え、屋久島の安房港を目指した。
この先に見えるのが屋久島。
ヨットはどれくらい傾いても大丈夫なのか?
今のところ、はじめ乗った時、これはマズイ、と思ってもひっくり返ることはなかった。
かなり、強い。

このあと、安房で町にデッキシューズを探しに。
屋久島に住む友達の漁師さんに聞いたら、車に乗って連れて行ってくれ、夕飯までご馳走になった。
ありがとうございました。
港に送ってもらい、前日眠れなかったこともあり、バタンキュウ。
朝の屋久島は美しかった。
これからの旅のカメ飛び込み撮影の練習に、ダイブして、カシャリ。

屋久島を出て、馬毛島へ。
ところがところが、種子島と屋久島の潮が速い。
潮の時間を見て行かないと、大変だということは島の漁師さんに聞いていたけれど、
ここまで速いか、と驚かされる。
走っても走っても同じ場所をキープするのがやっと。
しかもエンジン調子悪く、風の力だけで航行。
ルートどりを相棒と何度も何度も思案し、やっと狭い海峡を抜ける。
サーフィンで感じるカレントと、同じであり、海の流れには逆らえないことも学ぶ。
途中、屋久島に人がすぐに寄れそうもないビーチを発見。
双眼鏡でのぞくと、産卵の足跡が見えた。
寄ってみたいところだけれど、ここは潮の流れも速く近寄れそうにない。

そして、馬毛島へ。
ここは、昔はトビウオ漁の基地であり、島には小学校まであったけれど、虫の異常発生などで、皆が引き揚げた時期があり、今は土建業者さんだけが住む。
普天間代替地候補にもなった場所。
数回ビーチクリーンで今までにも訪れたことがある。

楽しみだ。
ドンブラコッコ、ドンブラコ。


