2009年4月アーカイブ

090425_112835.jpg僕は写真家であり漁師でもある。
ということでザ漁師'sというメンバーの一員になって欲しいと誘われ東京に来ている。
有楽町で行われる漁師勧誘イベントのアドバイザーだ。
 白いジャンパーを着て、まるで歌でも歌いだしそうな5人組で報道陣の前に立つ。
何か違うかな?という思いもよぎらないではないけれど、後継者不足の漁業の世界。誘われれば断る理由もない。
写真家と漁師という両立について話してほしいと言われれば、なおさらである。
 ということで昨日は白いジャンパーで新聞社を5社ほどまわり、旗の前でガッツポーズ。
そして今日は対話形式のトークショー。
ちょっと照れ臭いが、日本各地から漁師さんが勧誘に集まり、若い人や転職組の人が真剣に話しを聞いている姿を見ると、とっても意味のあるイベントだと思う。
 そして、出会いもあった。メンバーの漁師さん達は、みんな何か面白いことをしているし、これからの日本の漁業を考えている。昨日はこんな時期だけにメンバーとハダカにならないように飲みました。
 7月24日にまた同じイベントがあり、その時はウミンチュ写真家で有名な野口さんという女性と僕で、写真展を兼ねたトークショーだというので楽しみ楽しみ。
 漁師は自然と親密で楽しい仕事だと思います。
moharu1.jpgとても小さなメスらしき(あきらかにわかるものもあれば、わからないものもあるのです)モハルちゃんは、僕のカメ芝居の主人公の名前。
それだけに、とても行方が気になるところ。
地図からは21日に放流し29日に鹿児島県の大隅半島に上陸しているかのような表示になっていますが、 この時期、まだ産卵には早すぎるので、多分岸ぎりぎりのところにいるのでしょう。
それにしても、もう4月の22日なので、別の場所に移動しているはず。
でも、これまでのところどれも北に向かっている傾向にある。
水温も暖かくなって、北に北に向かっているのでしょうか。
そういえば、今僕の相棒が、名古屋から太平洋をヨットで南下している真っ最中。
きっとどこかですれ違っているのだろうな。
ヨットって夢がある。
いつかウミガメと同じ太平洋をヨットで渡ること、これが最近の僕の夢です。はい。

             カメライダー
  fumio1.jpg色黒で体の最も大きかったフミオ。今まで名前を付けてきたあいうえお順をやぶり、カメドコ大作戦に影ながら協力してくれた僕の定置網の親方から名前を頂戴した。その親方は、色黒で体が大きいのである。
 さて、甲羅が大きいということは、生きている年数が長いのだろうか?甲羅の大きさから年齢がわかればいいのだけれど、そう簡単にはいかないようです。最近では、鎖骨の断面にある年輪のようなものから、年齢を調べるという研究がされているようです。
 さて、フミオがどこに行っているのかというと、船で沖から放流した中の一頭で、ゆっくりと宮崎の方へ北上したあと、受信が途絶えているようです。
 日本の南方で生まれ、太平洋で暮らしていたアカウミガメのオスは、交尾のために日本の南方に帰ってきます。その後どこに行くのでしょう?というのがカメドコ大作戦。
 僕はウミガメの寿命は、大体人間と同じくらい、という感覚でいます。さて老後は、どこか素敵な竜宮城へ招待されているのだろうか?
                         カメライダー
nenji1.jpg大型のオス、ネンジくんは、種子島の西海岸から屋久島あたりをウロウロしている様子。
5月から8月が産卵時期なので、今は交尾のシーズン。
産卵のためにやってくるメスを待っているのだろうか?
そういえば、捕獲した時、ネンジくんは大興奮していたのを思い出した。
素敵な相手とは巡り会えたのだろうか?
この後はどこに行くだろう?
にんたろうくんのように、黒潮に乗って北上するのか、そのまま種子屋久近海に居続けるのか、楽しみです。
numa1.jpgエントリーナンバー2のぬまちゃんは、なんと行方不明です。
甲羅の傷に接着剤でふたをして、その横に発信機を付け、みんなと砂浜から見送ったぬまちゃん。
彼女は捕獲した時から、甲羅が割れていました。
船のスクリューに当たったような割れ方でした。
それは、甲羅の割れた隙間から中を覗くと、心臓の動きからかピクピクと内臓が脈打つのが見えるほどの傷。
「このままだと、衰弱していただろうから彼女は捕まってラッキーだ」とハワイからの研究者ジョージさんは言っていました。
そのジョージさんから、ぬまの電波は微量ながら発信されているけれど弱い、との連絡がありました。
それがどういう意味なのか、今ぬまはどんな様子なのかは、わかりません。
とにかく無事に元気でいてくれることを望み、強い電波が送られてくるのを待ちたいと思います。

nintaro1.jpg

 やりました。カメドコ大作戦の第一報です。にんたろうは熊野海水浴場でみなさんと見送った中にいました。あの中で一番小さかったにんたろうは、3月21日に出発して4月2日まで宮崎沖でウロウロし、そこから一気に黒潮に乗って一週間で浜松の南沖まで来ています。ハワイの研究者が18.5度より冷たい水域には行かないという調査結果を発表していました。春の訪れとともに、暖流の黒潮に乗って北上したのでしょうか。

 僕は3月28日に大阪まで飛行機に乗り、4月3日に島に帰ってきました。飛行機で上空から2度すれ違っていることになります。やったあ、と思う反面、わかっていれば楽しかったのにと思う。こんなに世の中発達していてもリアルタイムでわかる発信機はないのかな、と思った。

 さて、今頃どこにいるのでしょう?伊豆七島あたりで休憩でしょうか?

                                                  カメライダー

412.jpg4/12 アカウミガメオス 定置網漁にて

取付タグNO.57189

甲羅サイズ87×65

090408_125631.jpg定置網漁の網が破け、修理作業で沖にしばらく小船で浮いている時間があった。海の上での考え事は、とっても前向きになるのはなぜだろう。
 このところ、カメラマンなのにデスクワークが多かった。今はきっとそんな時期なんだ、と割り切っていたのだけれど、そろそろ外に飛び出そう、そう思った。満月というのと、気温が暖かくなったのも、影響してるに違いない。
 今日から川崎と茅ヶ崎でカメ映写会あり。詳細はhttp://www.kumemitsuharu.com/schedule/


 カメと一緒に旅をしよう。そうだそうしよう。

090406_064620.jpg4/6 アカウミガメ メス 定置網漁にて

取付タグNO.57197

甲羅サイズ71×58

右前の手半分切断

甲羅首近く割れ

首に傷あり

 

chiyo 049.jpg3/31 アカウミガメ オス 定置網漁にて

取付タグNO.57193

甲羅サイズ71×91

発信器取り付けの為鋼管へ

 

4/3 アオウミガメ 性別不明 定置網漁にて

取付タグ40×40

甲羅サイズ40×40

帰島

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帰って来ました種子島。翌日は土曜日で子供達のサーフィン教室。たかが一週間でも島を出ていると、こんな時間が島の幸せかなと思う。
 日曜日は自分のサーフィンに相棒とでかけ、そのまま家族ぐるみの休日。女性陣が突然作り出したトルティーヤが美味しかった。そしてメキシコ行きたい話に花が咲き、楽しい夕食。
 月曜日の朝は、腕を半分引きちぎられたアカウミガメが定置網に入った。そして、一日中天ぷら油集めをする。
 火曜日は友達の結婚式の打ち合わせ。夕方子供達が帰ってきてから庭に超ミニ畑を作り、枝豆とキュウリの種を蒔いた。
 もうすぐ夏です。

fotonovela04 360.jpgまたまた楽しい夜となりました。
ケイソンのライブを久しぶりに聞けて、スライドショーもできて、ケイソンと飛び入りのKAZZとPちゃんが写真のバックに音をだしてくれて、いい感じでした。
段ボール絵かきのブッチャーさんも絵を描きまくっていました。なんだかとってもいい空気の夜でした。
呼んでくれたSTOVESのさふさんはじめスタッフのかたもいい人ばかり。そんなところにはいいお客さんが来るものですね 
これで一週間のショート旅が終了。
子供二人連れて島に帰ります。
でもまた11日にライブバーのpowers2でチヨポンさん達とスライドショー、12日には茅ヶ崎の林スポーツクラブでちびっ子にウミガメショーをしに来ます。

詳細はhttp://www.kumemitsuharu.com/schedule/に後日アップします。

とても、とても、浜松が好きになりました。
karajishiというバーでの映写会。ユウゾウさんというトップアマチュアロングボーダーの方のお店で、とても楽しい夜となりました。女の子の水中カメラマンに出会ったり、カメ好きなひとが沢山いて、ついしゃべりすぎてしまいました。
そのまま鎌倉まで仲間に送ってもらい、夜中に到着。明日から写真展の会場探しや打ち合わせ、ケイソンとのスライドショーと続きます。子供達は妻の実家で、甘え放題。子供になりたい。
なんて素敵な空気だったでしょう。
多賀大社の近くにある、こじんまりとした店、藝やカフェさんでの映写会のこと。
 三線とウクレレの生音も参加してくれて、来てくれた方々もとても和やかで、遠くに来ているのに
、ホームでやっているかのような錯覚に陥るほどでした。
 最後に今日が誕生日ということを明かすと、みんなでハッピーバースデーを歌ってくれ、忘れられ
ない40歳のスタートとなりました。

 この日も、朝早く起きて、子供二人と散歩。奈良駅の近くのホテルだったので、島にない朝マック
の誘惑に負け、朝食をとり、その後は電車で京都へ。乗り換えて大津まで行き、そこで今日の映写会を段取ってくれたKIGEさんのギター製作工房を見学してきました。KEISONやcarava
nにギターを提供しているというKIGEさん。久しぶりに職人らしい職人さんにであえました。
 明日は浜松、もうしばらく父と子供二人の旅は続きます。
NATUREESCAPEという関西電力と雑誌エココロのイベントが奈良でありました。
 聞き手がいてのトークショーで、45分。能楽堂というとても普段では上がれない舞台で、写真を
見てもらい話しをしました。
 前日から奈良の若草山に子供二人を連れて先輩サーファーの旅館に泊めてもらい、朝6時から鹿を
引き連れ散歩へ。朝食をいただき、また大仏を見に散歩へ。天気も良く、とてもいい朝でした。
 午後からはイベント。関西に住む仲間も沢山来てくれ、後半のミュージシャン、アハンドレッドバ
ードさん達も力強い音楽で楽しませてくれました。
 30代最後の日に、こんな素敵なところで映写会とは、ウミガメさんにプレゼントをいただいた気
分。
 さあ、これからは実りの40代。奈良公園の咲きはじめた桜は、きっと今の自分。満開を楽しみに
する咲き始めの桜は、ワクワク感があっていい。